ハウスクリーニングにおける賠償責任保険とは?

ハウスクリーニングでは思わぬ事故が起こることがあります。
たとえば、部品の破損や漏電のほかに水回りの施工関係での事故が多く、万が一事故が起きた場合は、修理や弁償をしなければなりません。

またクリーニング中に物が落ちてきて、依頼者に怪我をさせてしまったりすると、治療費を払う義務があり、場合によってはかなりの額がかかるでしょう。

そうならないためにも、「損害責任保険」を起業、開業時から加入しておかなければなりません。

保険の有無はお客様との信頼にも関わってくるので、加入するだけで顧客が増えることにも繋がります。

加入した際はホームページに掲載しておくといいでしょう。

請負業者賠償責任保険と生産物賠償責任保険は必須

請負業者賠償責任保険は、施工などのハウスクリーニングの最中、他人の身体に危害が及んでしまったり、他人の財物に損害を与えてしまった場合、あなたの会社は法律上の損害賠償責任を負うことになりますが、そのような場合にあなたの会社が被る損害を保障する保険です。

生産物賠償責任保険(PL保険)は、ハウスクリーニングを行った際、内・外装工事等の請負業者の仕事の結果、欠陥があったことによりお客様に損害を与えてしまった場合の賠償責任をカバーしてくれる保険です。

メインで取り扱うサービスによって加入を検討する

請負業者賠償責任保険と生産物賠償責任保険の必要性は分かったとは思いますが、様々な保険がある中で、どのような保険が適しているでしょうか?

また、開業するにあたって、メインのクライアントはどのような相手かも、保険を選ぶ条件の一つになります。

保険によっても、その職種、負債が大きくなる率によって入る保険が分けられてきます。

個人・不動産をメインに仕事をする場合は損害保険の対物賠償に加入

個人・不動産がメインの業者は、万が一のトラブルに備えて損害保険の対物賠償への加入がおすすめです。

エアコンやレンジといった電化製品に対する損害が発生する場面は、個人や不動産に対してが多いです。
身近な対物保険といえば、自動車保険があります。

施工時の帰り際などに、お客様の車や、ガレージに傷を付けてしまったなどに使われることが多いです。

高級車の場合には損害額も大きくなるため、場合によっては高めの保険に入ることを検討してもいいかもしれません。

店舗や業者向けに仕事をする場合は損害保険や労災保険に加入

店舗や業者向けに仕事をする場合、損害保険や労災保険に加入しておくことをおすすめします。
床や壁、備品などを傷付けてしまった場合の損害額は、一般家庭比べて、かなり高額となる可能性があります。
特に、時計やブランド物などを陳列しているような、高価なものを扱う店舗で仕事をする場合、必ず入っておくと良いでしょう。

また高層ビルなどの高所での作業の場合、転落などのリスクに備えて、労災などに入っておいた方がいいかと思われます。
損害保険・労災保険共に、販売系の店舗などの保険があるため、その店舗や業者にあった保険を探してみることをおすすめします。

建築・不動産向けの仕事をする場合はグレードの高い保険に加入

建築などの施工は、大きな事故につながる可能性があります。
・建設機材が倒れ通行人が怪我をした
・建設中の家屋で火災が発生し全焼した
など、重体になったり、死亡する可能性がある施工時に安心な保険です。

最近では、グレードではなく大きな請求額に対応できる、「無制限」な保険もあります。
オプションをカスタマイズして付与できる保険などもあるので、不安なことがあれば付けることを検討してもいいかもしれません。

保険加入はお客様へアピール、信頼獲得の材料にする

保険加入は、お客様へのアピールに繋がることはもちろんですが、自分や会社を守るだけではなく、クライアントを守ることにも繋がります。

なぜなら、クライアントとは関係ない人を事故で巻き込んでしまった場合、保険に入ってないとクライアントにも迷惑がかかる可能性が大いにあります。
そのため、しっかり保険に入っている業者を選ぶのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
賠償責任保険を提供している会社はたくさんあり、迷ってしまうことも多いと思いますが、別々にいろんな保険会社に手を付けるよりは、何等かの保険の特約に入った方がわかりやすく、申請や支払いもスムーズな場合が多いです。

保険はとても難しく、個人の方もなかなか理解できないことが多いため、面倒で後回しにしてしまいがちですが、すぐにでも入った方が賢明といえます。

当たり前のことですが、ベテランよりも起業したての方が事故を起こしてしまう可能性が高いです。特に家電製品の部品の損傷は起こりやすいため、保険の加入は起業時からしておくことをおすすめします。

保険について迷った場合、サポートしてくれるフランチャイザーもあるのでチェックしてみると良いでしょう。